シンガポールでハッカソンに出た
9/7-9に、Workforce Singapore Hackathonに出てきました。
このハッカソンはUP Singapore
https://upsingapore.com/about/
というハッカソンコミュニティがオーガナイザーになっていて、Workforce Singaporeという人材活用をすすめる公的機関が主催しています。3つのテーマが与えられ、そのテーマから1つを選んでチームで開発を進め、最後にプレゼンテーションを行うという内容でした。
参加条件はコーディングスキル必須ではなく、私はUXデザイナー兼ビジネスプランナーとして参加しました。
ハッカソンの流れ
1日目は金曜日の夜からアイデアピッチとチームビルディングがスタート。
アイデア出しワークショップなどはなく、アイデアがある人は事前に考えて持ってきてください、という形式。私はここでアイデアだけを持ってきて、チームメンバーを募集していた人に合流しました。他にpythonエンジニアが1人、UX/UIデザイナーが1人、の合計4人でチームを結成しました。
1日目の夜に超簡単なジャーニーマップを描く。
2日目はリーンキャンバス、ジャーニーマップとワイヤーフレームからスタート。
エンジニアさんが3日目の途中で抜けなければならないという条件付きだったため、今回はプロトタイプを作る方針に決め、UX/UIデザイナーさんとともにざくざくと画面を作っていきます。その場でFigmaを習いその場で作るという超OJTですが、UIを作った経験がなかったため、グラフィックはほとんどもう1人のデザイナーさんにお任せしました。いかに自分が普段アプリのグラフィックを見ていないかを実感・・・今度からもっと注意深く観察してみよう。
出てみて感じたこと
言語が英語
とっさに言葉が出てこない、という大きな壁があり、アイデア出し、アイデアをまとめる、ブラッシュアップのように、その場で臨機応変に話さなければならないシーンでは、日本語でできていることの半分もできなかったように感じました。これは日本語でも難しいですしね。
瞬発力がすごい
そして、シンガポール、その場の瞬発力がすごい人が多いような気がします。アイデアが煮詰まりかけた場面でも、みんなどんどん新しいアイデア出してくる…!私はまとめ役に回ることにしましたが、話を理解し、ついていくのはとても大変でした。
ツールは言葉を超える
リーンキャンバス、ジャーニーマップ、ワイヤーフレームというUXのフレームワークはコミュニケーションにとても役立ちました。チームメンバーにもう一人UI/UXデザイナーがいたこともありますが、彼女とフレームワークを共有していたので、伝わりづらい部分を彼女が他のメンバーに説明してくれたりもしました。言葉以外の共通言語は偉大だなと改めて感じました。
シンガポールはとてもマルチカルチュラルな国で、今回のチームにもシンガポーリアン、台湾人、日本人がいました。おそらく日本人は会場に私1人だったのでは…と思うのですが、もはやそのことを誰も気にしないくらい多様です。
ケータリングもハラール認証されてる。
運営の方と、実は日本でもたくさんハッカソンに出ていて…という話をしていて、シンガポールのハッカソンどう?と聞かれたのですが、ハッカソンはハッカソンだなと思いました。あの、なんか作るぞー!という空気は共通ですね。
残念ながら賞を取ることはできませんでしたが、また時間のあるときに出たいと思います。