大阪のハッカソンにシンガポールからリモート参加した

秋といえばハッカソンシーズン。Mashup Awardの時期です。

2年前、初めてMashup Awardに応募した作品は、楽器ソン@大阪で作成した

ニジイロポタポタでした。その楽器ソンが帰ってきた!!行きたい、でも弾丸一時帰国もできない(宿題に追われすぎて)

 

とりあえず何か関わろう

最初は、少しでも関われたらいいなという気持ちで個人賞(海外からの賞)をオファーしたのですが、運営の方から遠隔で参加する?と言っていただき、ありがたく乗らせていただくことにしました。

 

私普段ハッカソンではプランナーをしており、狂気をまとったアイデアを出したり、狂気をまとったプレゼンや動画を作ったりすることが主な役割です。

これとか

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遠隔で何ができるかな…と思いつつ、ひとまずSlackを立ち上げて、事前にSlack上でアイデア出しをすることに。事前のやりとりでなんとなく流れは決めたものの、何をどのように作るかまではあまり決めないまま当日を迎えました。このあたりのやりとりでおおまかな方向性は決まった気がします。

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当日

そして当日、facetimeで接続してアイデア出しと役割分担を進める予定だったのですが、会場の音でfacetimeの声が聞こえづらかったり、作業の状況がわかりづらく、アイデア出しはあまり進みませんでした。最低限ここまでは作るという話までまとめたところで、今日の私の役割はフロントエンドに決定。

あれ?

フロントエンドです。

20年くらい前に書いてたな

・・・

 

でも、スーパーエンジニア田中さんの言う通りに作ったら、できました!作業のコミュニケーションではSlackが役に立ちました。

facetimeの方は、作業に行き詰まったら画面越しに声をかけ、あとはなんとなく会場を映していました。たまに他の知り合いの方が声をかけにきてくれたおかげで、会場にいるのとあまりかわらない感覚でした。しかし、facetimeは一定時間経過すると回線状況悪化の表示が出て、画面が映らなくなる現象が続き、最終的に一定時間経過したら切断→再接続を繰り返すことに。

最終的には、無事にシンガポールから大阪にあるM5Stackを動かすことに成功しました。

 

遠隔のメリットデメリット

通信手段さえあれば、遠隔でのハッカソン参加、全く問題ないと感じました。

の2つを同時にずっと接続しておく方が、連絡が取りやすかったり、会場の雰囲気が伝わりやすく、よかったです(寂しくないという意味で)。デュアルモニタやiPad+PCなどがよさそうです。

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結局こうした。

 

ただ、アイデア出しなど話し合いが必要な場面では、上記2つがあっても、同じロケーションで一緒に作業をしているのと同じようにはいかなさそうです。まず、PC付属のマイクやスピーカーでは、周りがざわざわしている環境ではパワーが足りません。チームで独立した部屋を使えるとか、全員イヤホンをしているとか、何か工夫すれば乗り越えられるかもしれません。

そして、コミュニケーションとしては、今回、以前から知っている方ばかりのチームで、あいまいな部分を考えてくれる方がいたので問題なく完成できましたが、初めて会う人ばかりのチームで同じように開発を進めることは厳しそうです。

そこまでして遠隔で参加することに意味があるのか?という点に対しては、きっと、これから先のハッカソンや仕事で、遠隔で一緒に仕事をすることもあるだろうし、そのときに今していることが役に立てばいいなあと思います。

 

会場への接続をアレンジいただいた川端さん、一緒に開発をしていただいた小川さん(オガワソン)、播磨さん、ありがとうございました!

 

ところで、おみやげで送ったドリアンチョコの感想が誰からも聞けていないことが怖いのですが、シンガポールの空気を送ったということで許してください。